知っておくべきトレーニングの順番。
トレーニングは好きなことだけやっていても効果は出ません。
今回は3段目以降のお話です。
Strength
前の二段で、筋肉や関節を適切な状態にし、動きのクセを修正したら筋力をつけましょう。
やはり動きの中で力強さがなければ、エネルギッシュに動くことはできません。ただし、この筋力という言葉にはいろいろな意味があります。
よくジムに置かれているマシンで行う筋力トレーニングは、1つの筋肉に負担をかけることを目的に行われます。
ここで大事なのは、「体は鍛えたようにしか変化しない」ということです。
つまり、マシンで行うように「体のつながりを使わず」「1つの筋肉に負荷をかける」ということは、日常生活やスポーツとは全く違う考え方です。
日常生活では「体のつながりを使い」「より効率よくエネルギーを生む」という体の使い方をします。
なので、このStrengthの段では片手や片足といった不安定な中でも、正しい姿勢で行えるかということにフォーカスします。
また、この考え方は全身の筋肉を満遍なく使うので、ダイエットにも効果的です。そして必要な筋力が付いてきたら、実際に動いていくというそのあとの段に移ります。
大切なのは体の状態に合わせて、トレーニングを順序立てることです。
汗をかいて“やった感”が欲しい方も多いと思います。
でも、ケガをしないためにもまずは自分の体を正常に機能させることにフォーカスしましょう。
パーソナルトレーニングでは、自分で気づけないような体のクセなどを見ていきます。自分でのトレーニングに限界を感じる方は是非一度お越しください!