Corrective

知っておくべきトレーニングの順番!

下から2段目のCorrectiveを紹介します。

「Correct=是正」という意味があります。

つまりこの段では、「体のクセを調整する」ということが目的になります。

人間の体には、ほぼ100%クセがあります。

各関節の使い方、体重のかけ方などなど。

クセのまま動くと、一部の筋肉などの組織は過剰に使われたり、本来使われるべき組織は使われなかったりします。

過剰に使われるところはケガをするリスクが高く、使われない組織は弱くなっていきます。

そして、厄介なのがこれらのほとんどは無意識に行われているため、痛みなどが出ない限り気づくことが出来ないという点です。

「私はどこも痛くないから大丈夫」

「そんなことよりも痩せるトレーニングを早く教えてほしい」

こういう方がクセのあるまま負荷をかけたトレーニングをすると、

「お尻に効かせたいのに太ももが辛い」

「このトレーニングをやると肩が痛い」

というような悪循環に陥りやすいです。

まずは組織を健康にする(Treatment)。その後健康な組織で正しい使い方を習得する。この流れが理想的です。

どんな目的でもケガをせず運動を習慣化することが大切です。

正しく整えてから負荷をかけましょう!