「お酒は糖質があるから太る」
「糖質ゼロなら安心して飲める」
こんなふうに思っていませんか?
実は、お酒で本当に注意すべきなのは糖質の量ではありません。
ポイントはもっと根本的なところにあります。
この記事では、
✔ なぜ糖質だけを気にしても意味がないのか
✔ お酒が体に与える本当の影響
✔ 体を守りながらお酒と付き合う考え方
をわかりやすく解説します。
お酒に含まれる糖は「グルコース」だから安心?
まずよくある誤解から。
確かに、日本酒や一部のアルコール飲料には**グルコース(ブドウ糖)**が含まれています。
グルコースは筋肉でエネルギーとして使われやすい糖です。
しかし、
「だからお酒の糖は筋肉で消費されやすい」
という考えは、ほぼ当てはまりません。
理由は次で説明します。
本当の問題は「アルコール代謝が最優先になる」こと
アルコールは体にとって毒性のある物質です。
そのため、体は何よりも先にアルコールを分解しようとします。
するとどうなるか?
- 肝臓はアルコール分解にフル稼働
- 糖の代謝や脂肪燃焼は後回し
- 余った糖や脂肪は蓄積されやすくなる
つまり、
糖がグルコースかどうか以前に、
「使われにくい状況」が作られてしまうのです。
糖質ゼロのお酒でも太りやすい理由
「じゃあ糖質ゼロならいいのでは?」
と思いますよね。
しかし実際には👇
- アルコールが燃焼されている間
- 脂肪はほとんど使われない
- 食事由来のエネルギーは貯蔵されやすい
その結果、
糖質ゼロのお酒でも体脂肪は増えやすい
という現象が起こります。
筋肉はお酒の糖を積極的に使えない
筋肉が糖を使うには
- 運動による刺激
- インスリンの適切な働き
が必要です。
ところがアルコールは
- インスリン感受性を乱す
- 回復や睡眠の質を下げる
ため、
筋肉で糖を使う条件をむしろ悪化させることが多いのです。
じゃあどう付き合うのが正解?
お酒を完全にやめる必要はありません。
大切なのは考え方です。
✔ ポイントはこの3つ
- 糖質より「頻度」と「量」を意識
- 空腹で飲まない
- 飲んだ翌日は体を動かして代謝を戻す
「糖質があるからダメ」ではなく、
「体の代謝リズムをどれだけ乱すか」
が判断基準になります。
まとめ|お酒で気をつけるのは糖じゃない
- お酒の糖がグルコースでも安心ではない
- アルコール代謝が最優先になるのが最大の問題
- 糖質ゼロでも代謝は止まる
- 大切なのは量・頻度・回復の考え方
お酒と上手に付き合うことは、
体を知ることそのものです。
もし
「疲れが抜けない」
「太りやすくなった」
「肩こりや自律神経が乱れやすい」
と感じているなら、
それはお酒との付き合い方を見直すサインかもしれません。 千葉・西千葉エリアでパーソナルジムをお探しの方はお任せください!
