「肩こりがつらくて、定期的にマッサージに行っている」
「整体に通っているけど、すぐ元に戻ってしまう」
そんな慢性的な肩こりに悩んでいませんか?
実は、肩こりがなかなか改善しない人には共通する原因があります。
この記事では、肩こり改善に本当に大切なポイントを、専門的な視点からわかりやすく解説します。
肩こり改善に大事なこと①|原因は「肩」ではなく姿勢にある
多くの方が勘違いしがちですが、
肩こりの原因は肩そのものではありません。
最大の原因は、スマホやパソコンをのぞき込む姿勢です。
成人の頭の重さは約5kg。
しかし、前かがみの姿勢になると、首には20kg以上の負担がかかると言われています。
つまり、
- 長時間のデスクワーク
- スマホを下向きで見る習慣
これらが積み重なることで、首や肩の筋肉が常に引っ張られ、
慢性的な肩こりにつながってしまうのです。
👉 ポイント
肩を揉む前に、「のぞき込む姿勢をどれだけ減らせているか」を見直すことが重要です。
肩こり改善に大事なこと②|ほぐすべきは首より「背骨」
肩こりというと首や肩を直接ほぐしたくなりますが、
実は首を支えている筋肉の多くは、**胸の後ろ側(肩甲骨の間あたり)**についています。
このことから、
肩こり=背骨の動きが悪くなっている状態
と考えることができます。
背骨が硬くなると、
- 首や肩の筋肉が常に緊張する
- 血流が悪くなる
- 疲労が抜けにくくなる
といった悪循環に陥ります。
👉 ポイント
肩こりを改善したいなら、「首」よりも背骨全体へのアプローチが欠かせません。
肩こり改善に大事なこと③|背骨は「動かして」柔らかくする
背骨は、24個の骨(椎骨)が積み木のように重なってできています。
本来、背骨はとても柔軟に動く構造です。
しかし、デスクワーク中心の生活では、
- 同じ姿勢が続く
- 動く方向が偏る
ことで、背骨の可動域がどんどん狭くなってしまいます。
そこで大切なのが、背骨を満遍なく動かすこと。
おすすめの動きは以下の4つです。
- 丸める
- 反らす
- 傾ける
- 回す
これらを意識的に行うことで、背骨の柔軟性が戻り、
結果として首や肩の負担も軽減されていきます。
まとめ|肩こり改善の近道は「背骨」と「運動習慣」
肩こりだからといって、
肩を揉み続けるだけでは根本改善にはなりません。
大切なのは、
- のぞき込む姿勢を減らす
- 背骨を柔らかく保つ
- デスクワークで固まった体を動かす習慣をつくる
この3つです。
慢性的な肩こりに悩んでいる方こそ、
今日から「肩」ではなく体全体の動きに目を向けてみてください。
きっと、これまでとは違う変化を感じられるはずです。
西千葉・千葉エリアで肩こりにお悩みの方はお任せください!
